2022年7月11日月曜日

2022参院選を見る:自民大勝、野党苦戦、新興政党が議席

 

10日、午後8時過ぎのNHK選挙報道
東京選挙区で自民党朝日候補の当確を伝える

2022の参院選の結果、自民63、立憲16、公明13、維新11、国民5、共産4などの結果になった。自民が大勝、野党が苦戦、そして新興政党が議席を得ることになった。 

10日夜は各テレビ局の選挙速報をチャンネルを切り替えながら見たが、局によっては当確が出た候補が他局ではまだ出ていなかったり混乱もした。安倍下総理が襲撃され死亡した事件が自民大勝に大きく貢献していることは想像できる。 

野党は立憲、国民、共産などが共闘できなかったことが野党の敗因ではないか。立憲の蓮ホウさんが、国会審議で「積極的に追求したのだが・・」と反省していたが、コメンテーターの橋本さんが「政治家が方向を決めるのではなく、支持者が集まって政策を決める」事が大事なのではとコメントしていた。 

その蓮ホウさんも東京選挙区では従来はトップ当選だったが今回は4番目に当選が確定する苦戦だ。一方で自民党の朝日候補が8時過ぎの解票直後に当確を取った。国会でどんな活躍をしたのか実績がない。さらに生稲候補も当選した。自民は2議席を得たのだ。東京にはミーハー票が150万票あるといわれている。2人の票を足せばそのくらいになる。 

もう一つ東京で注目は、都民ファーストの候補者が落選したことだ。小池知事も応援に入ったというが、小池知事は今までの選挙では必ず選挙を回避する行動をとっていた。すでに小池さんの神通力なんてないのだ。

いつもは大物候補者が落選すれば大きく報じられるが、今回はそういう動きがない。新潟の森・参院立憲幹事長ぐらいか。国会審議で鋭く追及する姿に感心したものだが。

メデイアハは獲得議席数の評価を憲法改正に必要な発議・議席数においているが国民の要望では憲法改正は第5位と低い。野党が力を入れて訴えていた物価対策が第1位だ。 

国民の民意は見えたが、アベノミクスを推進した「安倍元首相の重し」が取れたが、岸田総理の経済政策運営は厳しいか。

 

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