2023年7月19日水曜日

今日の新聞を読んで(623):中国が「日本病」心配?、笑わせるな!政治経済体制が違う

 中国が不動産経済が失敗、バブルがはじけ、経済が停滞、「日本病」を心配しているという。大手の不動産業者が破綻したことは新聞で知っているが世界経済に影響するのではないかともいわれていた。地方では建設中のマンションが完成せずに放置されているえいぞうも見た。

世界が不況だった時、中国一人が6%以上(?)の高成長率を掲げて世界経済を引っ張っていた。

宇宙開発に力を入れ、戦艦建造など軍拡にも力を入れていた。南シナ海では小島を拡張し軍港化し近隣諸国ともめている。欧米諸国が「力による現状変更」批判している。一帯一路控訴ぷではアジア・アフリカの新興国に経済支援とうたって港湾施設の建設をやっているが実態は貿易ではなく、中国の軍港化らしい。巨額の資金、高い利子でデフォルトが発生している。

アジアでは鉄道網の整備もやっているが遅々として進まないらしい。計画もずさんらしい。

尖閣諸島への領海侵犯、公艦船による日本漁船の操業の邪魔は一向に改善しない。ロシアと組んで日本近海でけん制のための飛行編隊を組み威嚇している。

中国のすごい経済力を見せつけられた感じだが、不動産バブルは中国の経済基盤を揺るがす結果になり、国内経済誌補油は悪化、デフレが心配されるらしい。

バブル崩壊、デフレの「日本病」にかかることを恐れているのだ。

経済指標としては4~6月期のGDP成長率は6.3%で順調に見えるが1~3月期と比較すると0.8%の伸び。上海のロックダウンで悪かった時との比較で決して良くない。不動産業界は7.。9%減、米中貿易摩擦もあってか輸出が不調、海外企業は中国から東南アジアへ工場を移転、サプライチェーンとしての存在感がなくなっている。

少子高齢化で人口減、インドにトップの座を渡す。人口減は市場を縮小し消費も伸びない。

こんなに投資をやっていていいのかと心配になるが「隠れ借金」はGDPの48%だという。世界第2位のGDPだ。

日本もバブル崩壊、長いデフレに苦しんでいる。民主党政権、安倍政権でも「脱デフレ」宣言を狙っていたが、「もはやデフレではない」というしかない。

中国が「日本病」にかかることを心配しているようだが、政治経済体制が全く違う。日本よりひどい状況になるのではないか。政治的に何か手を打つ以外にないか。


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