インド・ガンジナカルで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議も共同声明を出せずに閉幕したという。しかし議長総括という手段でインドは成果(?)を発表した・
ロシアから兵器を購入したり、今回のウクライナ侵攻でも制裁を横目に石油の輸入を継続している。そのインドに中立な立場でのG"会議が開かれるのかと疑問に思っておいたが、さすがインドだ。
議長総括でウクライナ問題は「ほとんどのG20メンバーはウクライナにおける戦争を強く非難」とし、「中国やロシアが合意せず」と併記した。苦渋の決断だったのだろう。
鈴木財務相も記者会見で「侵攻が始まってからG20ではこの問題が一つの大きな重しになっている」と語っていることからも想像がつく。
中国、ロシアは国連安保理で拒否権を持っている。だから国連でどんな非難決議が出ようと拒否すれば何の影響もないのだ。
しかし、拒否権を発動した場合は総会で理由を開陳する義務が出てきた。拒否権発動をけん制することにおなればいいのだが。
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