袴田元被告の再審で検察は「有罪」を立証するという。メンツにかけても「袴田さんが犯人」と言うのだ。争点は5点の衣類に付着した血痕の色の変色という。今までの裁判でも争点になり有罪、無罪を繰り返した物証で今回も難しい細心になるだろう。
検察側の主張に裁判官がどういう心証を得るかだ。上級審で疑問が呈され差し戻された事案だ。心証にも影響を与えかねない。また有罪にしようものならメデイアからも相当な批判が出るだろう。
無罪判決をしても、では誰が真犯人なのだと言うことになる。
争点は5点の衣類に付着した血痕の変色らしい。赤みが残っていたことが有罪の根拠になったが、1年以上味噌漬けにすれば赤みは消えることが無罪の根拠なのだ。
今回も検察は、赤みが残るという専門家などの鑑定、調書を「提出し争うらしい。
また、1年2か月後に現場のミソ樽の中で見つかったという。何故事件当時見つからなかったのか。これがねつ造の根拠か。衣類は袴田元被告がタンクに入れた犯行着衣だそうだ。
当時現場検証で全部のみそ樽をチェックする発想はなかったのだろう。しかし、元被告が犯行時の着衣を近くのみそ樽に隠すなど考えられない。もし隠すとなると敷地外ではないか。
なんとなく腑に落ちない事件だ。「怪しきは罰せず」だ。
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