2023年7月15日土曜日

G20財務相・中央銀行総裁会議:新興・途上国デフォルト回避は中国を助けることにならないか

 成果のほどがよくわからないG20財務相・中央銀行総裁会議がまた17日開催される。G20は日米欧など先進国G7の楚歌にいろいろ問題を起こしている中国、ロシアが新興・途上国として参加するという。

何で、国連安保理で拒否権を持つ中国、ロシア、さらには世界第2位のGDPである中国が新興・途上国なのか。

テーマも複雑だ。当然にウクライナ問題がいるが、ロシアがメンバーである以上は停戦など不可能だ。

新興・途上国の債務問題も世界的問題だが、大きな問題は中国が貸し手なのだ。巨額な資金で経済援助する代わりに利子も高いようだ。借金を払えずデフォルトの危機にある国に支援の手を差し伸べることは犠牲を払うべき中国を支援することになる。

中国の経済支援の在り方を議論すべきではないか。

物価上昇も続く。ウクライナ侵攻でエネルギー、食糧の価格が高騰、各国が物価上昇、インフレの危機にある。

ロシアの宇久ナイナ侵攻、中国の過度の経済支援への対応が必要になるが首脳会議の問題で、財務相・中央銀行総裁会議は出てくる財政問題に対応するということか。

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