2010年5月16日日曜日

親小沢/反小沢の不毛な政局に終止符を!


3度目の地検による事情聴取を機に、またまた親小沢、反小沢、小沢氏側近、小沢氏に距離を置く議員などの語句がメデイアを飛び交った。どうしてこんな色分けが出来るのか分からないが、選挙に勝つために小沢さんの力を必要とする、或いは小沢さんの威を借りて権勢を謳歌する輩なのだろう。

小沢さんのなりふり構わぬ利権誘導での民主党支持団体の拡充、比例区での知名度の高い候補者選びでの票の掘り起こしは目を見張るモノがある(悪い意味で)。「地球を覆うほどの愛でがんばりたい」と豪語した候補者は、オリンピック出場との二足わらじを表明し顰蹙を買った。

こんな候補者を当選させるわけにはいかないが、今の選挙制度では阻止できない。民主政治に向け、多数党の横暴を防止するための参議院制度ではあるが、一連の小沢さんの選挙手法はその趣旨に反している。

一方の政策では、民主党の掲げる重要法案の審議が軒並み遅れているらしい。しかしほとんどが提案者の筆頭が小沢さんと言うから、その狙っている真意が何やら疑わしい。寧ろ遅れてくれた方が安心だ。

しかし、見捨てることのできない政策も目白押しである。それが停滞することは、国民生活に大きな影響を及ぼす。あらゆることが、親小沢/反小沢の力関係で決まり、それが党の意向であり、選挙対策に通じるでは話にならない。

親小沢/反小沢の不毛な政局は、参議院選での民主党大惨敗で終わりにしよう。

国民にとって耳さわりの悪い政策も果敢に取り組む政権こそが、国民の信を得るべきである。
写真:国会 親小沢/反小沢の力関係での政局はもう終止符を。国民に耳さわりの悪い政策も果敢に挑戦する政権の樹立を。

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