2016年2月22日月曜日

米大統領選 サンダースvsクルーズ?:ブッシュさん撤退、クリントンさん惜敗で

米大統領選は予備選でブッシュさんが撤退を表明したが、民主党クリントンさんも最後は惜敗でサンダースvsクルーズにならないか。選挙権はないが米大統領選予備選に注目だ。今日の新聞は一面トップ記事が「ブッシュ撤退」を報じる。

それだけ共和党候補の主流派の本命中の本命だったブッシュさん、しかも父親、兄も大統領経験者という政治家一家の家系だ。撤退宣言は屈辱だったろう。

でもブッシュvsクリントンの政治家一家の対決に嫌気がさしていた私に取っては、まずブッシュさんの撤退は望んだ通りだ。

次は、クリントンさんがどうなるかだ。民主党では本命、大統領選でも本命と言われ民主党予備選でトップを走っているが対抗馬のサンダースさんが追い上げて善戦している。

サンダースさんは今まではアウトサイダー的存在だったようだが、今回エスタブリッシュメント反対、ワシントン政治反対更には格差是正が若者達に好感され異例の善戦なのだ。

オバマ現大統領のリベラル色、中東、中国問題での弱腰外交から「強いアメリカ」を選挙民は要求するようになった。

その象徴が共和党候補のトランプさんだ。クリスチャン問題で法王と論争をするなど強気の姿勢を崩さない。これほど一見乱暴(?)とも思われる発言を繰り返して万一大統領にでもなったらどうするんだと心配になる。

でも、「やらせてみたら面白いのではないか」と考えている人間が世界中でも多いのではないか。

ブッシュさんが撤退した後の共和党の票はどうなるか。

サウスカロライナ州での得票率を見ると、新聞報道ではトランプさん32.5%、ルビオさん22.5%、クルーズさん22.3%、ブッシュさん7.8%、ケーシックさん7.6%、カーソンさん7.2%だ。
主流派のブッシュ票、ケーシック票はルビオさんに行くと仮定するとクルーズさんは勿論、トランプさんも越えることになり共和党のトップに立つ。クルーズさんは3 位と変わらないが得票数は大きく後退する。

だとするとサンダースさんvsルビオさんで大統領選が落ち着く確率はどうか。

オバマ民主党大統領の後、また民主党大統領が可能なのか。「ここらで変われ」が米国民の動きではないか。だとするとルビオさんの可能性が出てくるのか。

選挙権はないが気をもむ大統領選です米。


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