2017年6月10日土曜日

加計学園疑惑:追い込まれ再調査の次は「追い込まれ解散」?

「安倍ありき」の加計学園疑惑の追及が止まらず文科相が再調査を宣言、追い込まれ再調査になった。次は追い込まれ解散か安倍総理辞任を期待するが次の総理候補が見当たらずどうなることか。

文科省もバカ丸出しの安倍援護をやってしまった。前川さんには「文書はあった」と告発されるし現役官僚からも「共有メール」の存在が暴露された。このまま怪文書、「追加調査なし」を続ければ、今後どういう展開になるか分からず昨夜方針転換を決めたのだ。

テレビニュースでは官邸内でも再調査に賛否両論あったが、最終的には安倍総理が徹底調査を指示したという。

安倍総理は直接自分が圧力をかけた訳ではないので、そこは安心して決断したのだろうが、内閣府の連中がどう忖度したかだ。

側近に「自分の知人に加計理事長がいて、獣医学部を創りたがっている」とでも吐露すれば側近連中も動くだろう。戦略特区構想も進む。「総理は直接言えないから私が言う」という事になる。

文科省にしてみれば4条件、審議会の存在もあるので前川さんも取り扱いには苦慮したのではないか。

しかし、「官邸は初動を間違った」という批判は受け入れるべきだ。

松野文科相は「国民の意を真摯に受け止め再調査する」と言うが、菅さんに替わって記者会見した官房副長官は「再調査するのは文書の存在であって文書の内容は次の問題」と牽制した。

では、調査結果は「10人は同姓同名ではなく、実在の本人だ」「共有文書らしきものは実在する」と言うことか。そうだとすると国民を馬鹿にしている。

ところで安倍総理の今後はどうなるか。

会期末、国会延長も含めて早く引きたいだろうが、内閣総辞職、安倍総理辞任、国会解散も考えられるが次回国会開催直後の政局になるか。それまではメデイアは頑張らなくてはならない。

それにしても安倍さんに替わる後釜がいない。副総理が代行と言うことになるが麻生さんか。自民党の派閥再編で自民党での政権交代を狙っている。国会審議で安倍総理が四苦八苦、トンチンカンな答弁を繰り返している隣の席で苦笑いしている。

ここは一気に自民党総裁選を前倒しする方法もある。そうなると石破さんが名乗りを上げるだろう。前前回も地方議員を入れるとトップだったので可能性はある。安倍政権にも批判的だ。

岸田さんは「当然狙う」と言うが無理だろう。閣内にいると安部総理に反対する事は出来ない。閣内不統一で野党に追及されるのが落ちだ。

野党での連合政権も難しい。第一党の民進党党首の蓮舫さんには二重国籍問題があるし野党をまとめる強者がいない。

一層のこと解散、総選挙で国民に信を問うたらどうか。やっぱり安定政権で政党支持率の高い自民党と言うことになるか。

兎に角、次は安倍総理の首がかかっている政局だ。 


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