2018年3月13日火曜日

森友問題(4):「何故こんな事が起きたのか」、安倍総理の空々しいコメント


森友問題で財務省が文書改ざんの責任を認めたが、それを受けて安倍総理は官邸内での記者団の取材に対して全く空々しく感じるコメントを発表したのだから驚く。「何故起きたか」一番よく分かっているのは「安倍総理 あなたではないか」と問いかけたい。一強独裁政権に対する官僚の反乱では。

12日の官邸での取材に対して安倍総理は「なぜこんなことがおきたのか。全容を解明するために調査を進めていく。麻生財務相にはその責任を果たしてもらいたい。その上で、組織を立て直していくために全力を挙げて取り組んでもらいたい」と言う。

何故、こんな事が起きたのかは安倍総理自身がよく知っていることではないか。自分が直接関与していないとしても夫人である昭恵さんの名前が各所に出てくるのだから安倍総理が関与していることぐらい直ぐ分かるはずだ。そこに忖度が始まる。

関係者に「何故起きたか」を聞く前に自らの立場で総括し国民に問うべきではないか。

組織を立て直すには安倍総理が政権から去ることだ。官僚組織も内閣が一元的の管理する事になっていらい官邸の意向に大きく左右されることになった。

だから、こんな内容の公文書は見たことがないと官僚経験者は言うが、これほど詳細に記録しておくことで財務省という組織を守ろうとしたのではないか。政治介入があったことを文書化し残すことにしたのだ。

言い方を変えれば、財務官僚の安倍総理への反乱ではないか。それが官庁の中の官庁である財務省が反乱を起こしたのだから今後の安倍政権の運命は如何に。



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