2018年3月7日水曜日

今日の新聞を読んで(139):自民党も財務省を突き放し安倍離れの動きか


森友学園への国有地格安払い下げで文書が書き換えられていた事案で財務省の調査報告が「ゼロ回答」だったことで自民党が財務省を突き放し、安倍離れの動きが出て来たようだ。

財務金融委員会は「可及的速やかに報告をいただく」と財務省を追求、二階幹事長は「国会が要求した資料が出せないなんて理解に苦しむ」と不快感を示せば、竹下自民党総務会長も「政府がキチッと対応を」と安倍政権を批判、野党の攻撃の的になった麻生財務相の麻生派は「財務相を止めなければ国民は納得しない」と安倍離れの動きだ。

財務省の「捜査への影響」を理由に文書の開示や説明を拒むことに批判が殺到しだした。理由にならないし国権の最高機関である国会の要求を拒むことは理解に苦しむ。

官庁の中の官庁と言われ権勢を振るった財務省も落ちたものだ。近畿財務局の職員が忖度した行為であっても財務省本省が知らないはずはない。文書書き換えも本省の指示に従ったものではないのか。

更には安倍総理の求心力も落ちてきた。このままでは総裁3選など覚束ない。

財務省も安倍総理夫妻の悪行を守るか、国民に真実を示すか。どちらが国民のためになるかはっきりしている事が判断できないのか。



0 件のコメント: