財務省も三流官庁？：文書書き換え疑惑で説明が曖昧に

財務省も三流官庁に成り下がったか。森友学園への格安国有地払い下げに関する決裁文書の書き換え問題でその存在も含めて説明が曖昧になってきた。安倍総理は指揮権発動して法務大臣を通じて大阪地検に関連書類の提出を命じたらどうか。

国会の参院予算委員会は今、審議がストップしている。財務省が野党の要求にほぼ「ゼロ回答」したために休会になっている。国会は国権の最高機関だ。国政調査権とまでは言わずとも大阪地検に要求すべきではないか。

財務省は法的根拠がないと提出依頼に否定的だが、専門家は近畿財務局にはコピーがあるはずだし原票は存在するという。

財務省は「捜査中」にかこつけて説明責任を回避している。被疑者に隠れ蓑に捜査中が利用されているのだ。

これでは一時「官庁の中の官庁」と永田町、霞ヶ関に権勢を振るっていたが今回は自らが犯罪者になった。

最高の頭脳が雁首そろえて「どう対応するか」悪巧みを図っているのだ。でも優秀な頭にしても「一度ウソをつくと収拾ができなくなる」のは今までの経験から分かっているではないか。

官僚の主要人事は内閣府に人事局を置き鑑定の思うままだ。安倍総理夫妻が絡む森友学園野の小学校開校での国有地格安払い下げなど官僚が忖度し便宜を図った疑いは容易に理解出来る。

安倍総理は「自ら指示はしていない」との自覚があって国会審議でも責任回避を狙っているようだが、時間の問題だ。「退陣するなら今でしょ！」だ。