2018年10月25日木曜日

今日の新聞を読んで(185):枝野さん、玉木さん次の参院選が野党結集のチャンスだ


枝野さん、玉木さんそして野党の皆さん 次の参院選が結集のチャンスだ。小異を捨て大同団結できないか。参院選は野党の行く末を占う絶好の機会だ。岡田・無所属の会代表の言うように少なくとも協力関係を築き参議院の改選期で与野党逆転する結集をできないか。

今の安倍自民党は国民の信頼を失っている。

いま反安倍自民が勢いづいている。統一地方選も勝ち抜き、参院選でひっくり返す可能性は十分にあるのだ。

其れなのに、細かなことを問題にし、主導権争いをやっている暇などない。同一の党内に保守、リベラルが共存してもいいではないか。自民党はそれで長期政権を維持してきた。特に政権交代する必要などなかったのだ。

野党統一となると立憲民主vs国民民主になるが大きな違いはどこにあるのか。違いがあるとすれば政党の生い立ちだろう。民進党では生き残れないと考えた議員があろうことか実績もなく、ただの風だけの小池新党になだれ込んだが、ふるいにかけられ再分裂したのだ。

多くの中小企業が一つの会社になる時の障害はそれぞれの企業の経営者の存在だ。そして銀行と言う資金を持っている金融機関が強いリーダーシップを取りまとめていかなければ成功しない。

そのリーダーになる人材がいるのか。自由党の小沢さんの名前が出ていたが、「小沢アレルギー」は強い。世論調査で「安倍政権を支持する理由は」の設問の回答に「他の内閣よりマシ」という項目があり高い率だ。その原因は民主党政権時の小沢さんにあるのではないか。

強い地方組織、支持者の存在、世代交代は進んでいるようだ。くっついたり離れたりで過去の主導者は信頼を失っている。共産党との協力関係も必要だ。

今の野党はどの党を見ても帯に短かし、たすきの流しだ。連合と言う支持組織を持っているが組織力も弱くなっている。隙あらば安倍総理がくさびを打ち込もうと連合会長との直接交渉も辞さない。
しかし今、安倍総理も野党弱体化の行動に出る力はない。選挙をやれば野党より自民党が大きく議席を落とすことは間違いないのだ。優秀な政策マンも多い。前回は大風呂敷を広げすぎ財源の問題を抱えた。その結果国民のマニフェストへの信頼も失った。

憲法改正、原発再稼働か再生可能エネルギーか、社会保障制度の維持、少子高齢化対策そして格差是正、アベノミクスに代わる経済政策で一致できるのはどこか。

自民党と対峙できる道を探そうではないか。


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