2018年10月16日火曜日

続くトランプ政権の閣僚辞任:これもアメリカの良心の表れか


トランプ政権発足時から続いていた閣僚辞任劇だが、これも米国の良心の表れとみるか。新聞報道では今度、ヘイリー国連大使は今年いっぱいで辞任、セッション司法長官は辞任の可能性、そしてマテイス国防長官も辞任の噂が流れる。トランプ大統領は評価する一方で民主党寄りとの見方をしている。

マテイス国防長官は過去に「大統領の理解は小学5年生なみ」と言ったとか言わないとかで物議を醸していた。

トランプ大統領もツイッターで考えを発するので閣僚との発言の違いが出てくる。国防長官が海外で発したコメントをツイッターで否定されては立場がない。

ヘイリー国連大使も大変なのではないか。トランプ大統領は「米国第一」「保護主義」を打ち出し、国際舞台でもG7がG6+1とアメリカが孤立を深めている。G7にロシアを戻せと主張しているようだがロシアンゲート事件と関係するのか。

多国間協議で平和維持活動をすべき国連で孤立する政策をとっているのだからヘイリー国連大使にとっては良心に反することもあったのではないか。

トランプ大統領はイバンカさんを後釜に据えようと考えたようだが断念した。家族主義が罷り通っては政権も弱体化する。

トランプ大統領は中間選挙を控えどの程度の支持を得ることが出来るか。新聞報道では共和党内では圧倒的支持だが、民主党内で対抗馬がオバマさんではパッとしないらしい。

トランプ大統領-金委員長による米朝会談も予定されているようだが、それも中間選挙後になるらしい。2回目の米朝会談も「非核化」が進むとは思えない。金委員長が前提に「信頼関係」を重視しているためだ。金委員長と信頼関係が出来るような指導者がいるのか。

兎に角中間選挙に注目だが、トランプ政権での閣僚の辞任はアメリカの良心の表れではないか。

スーパースターのテイラー・スウイストさんが中間選挙で民主党支持を表明した。

世界を混乱させているトランプ大統領への米国民の信任に注目だ。

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