2020年8月26日水曜日

飛び交う安倍総理の重病説、退陣説

 

米大統領選でのバイデンvsトランプの選挙戦に気を取られていたが、国内でも安倍総理の重病説、退陣説が飛び交い政局となってきた。きっかけは人間ドックに続き検査、さらに再検査で安倍総理の持病である潰瘍性大腸炎が悪化したのではないかと憶測を呼んでいる。

メデイアは情報番組で安倍総理の病状を専門医を招いて解説する。 

難病と言われる潰瘍性大腸炎をアサコールとかいう薬で治療しているらしいが、効き目が悪く他の薬剤との併用を検討しているらしいと言う。そのために検査という。 

期間が長くなればガン化も考えられるらしい。専門医の話だ。

慶応病院への人間ドック、検査、再検査がいろんな憶測を呼んでいる。想像するに人間ドックはおそらく精密検査だろう。最初の検査は何か新しい兆候が見えたので再検査だ。再検査と言われているのは、おそらく主治医から詳細な病名、症状が説明されているとみる。 

安倍総理は公務に復帰し、精力的に公務をこなしているようだが、すでに覚悟はできているはずだ。28日に記者会見をするらしい。

この難病はストレスが禁物だ。政権を途中で放り出した第1次安倍政権の時は、年金問題、閣僚の「政治とカネ」の問題でストレスは溜まっていたはずだ。前の農水相が政治とカネの問題で辞任した後、新たに任命された赤城さんも同じ問題で追及された。顔にばんそうこうを張っての記者会見は異様だった。記者の質問に「問題なし」を繰り返していた。

そして今回はどうか。以前のストレスは外交、野党つぶし、憲法改正、集団的自衛権、人事などでストレスの解消ができたが、新型コロナウィルスでは自らストレスをかぶらなければならなくなるとともに、官邸内、党内の主導権争いで自分の思うようにならなくなった。 

ストレスは第1次政権の時以上にたまっているはずだ。

G7があれば行くだろうが大統領選後に先送りされた。今、外交をやってみても海外のトップは安倍総理の病状をしっかり調査しているはずで、まともには相手にされないだろう。トランプ大統領だって友好関係を維持しているといってもビジネス中心だ。まともに相お手にはしないだろう。

28日の記者会見でそんな話が出てくるかメデイアはいろんなケースで番組編成を考えているだろう。

しかし、安倍総理にとって大事なことがある。海外に向け「マスクをし弱弱しい総理の姿」を見せることが国益にかなっているか」を自ら考えるべきだ。世界が国難を抱えているとき精悍なトップの姿こそ重要なのだ。自分本位の考えではなく国益を考えた判断が必要なのだ。

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