2024年5月19日日曜日

東京都知事選での小池知事の3期目?:「敵」は小池さん自身では

どういう訳か、7月7日の 投開票の東京都知事選の候補者の動きが遅い。今意向を示しているのは安芸高田市の石丸市長だ。「東京を変えて日本を変えていきたい」と意思を示しているが、現職の小池さんはいまだはっきり表明していない。

3選目になるといろんなことが攻撃の的になる。小池さんの場合は「カイロ大卒業疑惑」だったり東京オリンピックデノ巨額維持管理費など批判に事欠かない。「後出しじゃんけん」で批判を回避することも考えられる。

自民党との関係も一期目は知事選立候補に自民党が推薦してくれなかったために自民党議会をブラックボックスと攻撃、内田さんがやり玉に挙がった。

ところが二期目は野党の雄宇都宮さんを大差で破り366万票を得て再選された。300万票取れれば御の字と言われていたがそれをはるかに超えたのだ。

二期目は新型コロナ対策で対応の遅い政府を相手に近県知事が集まって「ワンボイス」と、政府の尻を叩いた。国民には小池さんが引っ張っているように見えたが、いつもの姿だ。財政が豊富(?)なために国に先駆けて政策を打ち出したりしたが、近県の知事は「我々のところではまねができない」と言っていた。

三期目はどうなるか。いまだ態度をはっきりさせていないが、劇場型政治を好む小池さんにとって、三期目の敵はだれか。

政策の推進具合もあるが、「小池さんの敵は小池さん自身」ということにならないか。いい加減に自分自身との戦いであってほしい。

自民党との共闘もあるが、「政治とカネ」で自見温党は不利な立場にある。間違って自民党との推薦を受けると敗北の可能性がある。

国民、都民は「政治とカネ」に最大の関心を持っているのだ。自分の力を誤解して判断を誤るとしっぺ返しが大きい。



0 件のコメント: