2024年5月20日月曜日

問題はあるが、脱デフレでは:名目金利(0.9)ー物価上昇(2%)=実質金利(-1.1)

 日本は20年の長期にわたりデフレに悩まされてきた。しかしその間、民主党時代の菅政権、安倍政権時に脱デフレ宣言の話はあったと思うが振った美デフレに落ち込むことを心配して宣言は出なかった。しかし、値下げスパイラルの状況にはなかった。

今、名目賃金は0.9%、物価上昇は2%、実質金利はで差し引きマイナスの1.1%でおカネで持っていると目減りする状況で投資を奨励する。

日米の金利差もあり円安で150円台、輸入品の物価高での値上がりは国民生活を苦しめているが、輸出産業などは最高利益を出すが円安ドル高は日本安、訪日外国人は爆買いする姿を見るが日本国民は厳しい生活を強いられている。

円安の要因は恵愛力の弱さもあるが、半分は日米の金利差によると言われている。

日銀は評判の悪かった異次元の金融緩和を止め利上げに踏み切ったが、0~0.1%のゼロ金利に近い。大きな変動を嫌ったのだが、更に利上げを臭わせる。

米国は量的緩和で物価が9%近くまで上がったために利上げに踏み切り今は5%の政策金利か。年内に3回の利下げを言うが、経済も堅調で、今のところ利下げを見送っている。

日銀はさらなる利上げを宣言するが、どのくらいを見ているのか。0.25%で3回ぐらいとすれば0.75%になる。一方FRBは0.25%き網で3回に利下げをすると約4%の金利になる。これで円安が改善するか。

今は、預金ではなく物の購入、金の購入、株、マンション、住宅の投資、企業は半導体などへの設備投資が盛んだが、人への投資も忘れてはいけない。人件費に投資し従業員の個人消費を増加させることも必要だ。

兎に角、デフレ脱却宣言をしたらどうか。


  
















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