2020年6月6日土曜日

小池知事出馬なら「敵」は誰か:2度と騙されるな! 「敵」は小池さん自身だ

宇都宮さん、小野さんの都知事選出馬表明で、先の都知事選のように「敵」を作って論破し支持を得たような戦いは小池さんにはできないだろう。都民も2度と騙されてはいけない、今度の小池さんの「敵」は自分自身なのだ。

前回の小池さんは何の実績もなかったので前任者の引いたレールの上を走っていればよかったが、今回は自分の引いたレールの上を走ることになる。

女性であることを強みに時の権力者に入り込んで活躍の場を作ってきた。細川さん、小泉さん、安倍さんしかりだ。女性の活躍する場づくり、次期女性首相候補と持ち上げて内閣支持を上げるのに利用されていた。次期女性首相なんて誰だっていいのだ。小渕さんでも稲田さんでも誰でもいい。

騙されてはいけないのだ。

「都民ファースト」などと言っているが、自分本位のパフォーマンスが目立つ。あれだけの裕福な財政を誇り、今回の新型コロナウィルス対策で他の知事もうらやむ大盤振る舞いをやっているが、すべては自分の都知事選のためだ。1兆円もつぎ込んで、都財政は緊縮財政になる。

国民民主、立憲民主の野党統一も進まない。その要因には「希望の党」への民進党議員を選別すると言い出し、仲たがいの原因にもなった。しばらくは野党統合は出来ないだろう。

選挙での自民党の支持が欲しいところだろうがどうなるか。二階さんとは良好な関係だが二階さんは親中派だ。今中国寄りの議員がどのくらいいるか。記者会見まで引き出して良好な関係を見せつけるが怪しいものだ。安倍総理だって前回は小池さんの人気に押されていたが、今は新型コロナウィルス対策で小池さんに振り回され支持を失っている。いい感じは持っていない。

新型コロナウィルス対策で新感染者数の抑制、STEP3へ持っていけるか。東京アラート、東京ロードマップの責任は小池さんにある。

豊洲移転問題では石原元知事のやり方を批判し、見直しすると1年間右往左往していたが、「やっぱり豊洲しかない」となったようだ。でも築地との共存を謳っていたがどうなったか。

東京オリンピック、パラリンピックは前任者が進めたイベントだが、小池さんの手に渡った。安倍総理と「中止」ではなく、「延期」を目論んだが延期に伴う費用は3000億円を超えそうだ。IOCはたったの890億円しか持たないという。後は政府と都の問題だろう。大きな付けが都民に降りかかってくる。

選挙のたびに学歴詐称が問題になり、今回も都議会で質問にあっているが、明確には答えない。スルーするつもりか。

今回は宇都宮さん、小野さんと言う学歴、経歴の優れた人材が出馬を表明した。何も小池さんでなくてもいいのだ。

都民は2度と騙されてはいけない。国政に出たければ丁度いいのだ。出馬せずに次期衆院選を狙えばいいではないか。

誰を「敵」に据えるかわからないが、本当の「敵」は小池さん自身なのだ。

0 件のコメント: