2020年6月29日月曜日

東京で28日、60人感染 K値0.055:「夜の街」は「リスク」より「快楽」か


東京の新感染者数が高値で推移しメデイアは何日以来最多を更新と増えていることをあおるようだ。

28日の新感染者数60人、緊急事態宣言解除後最多という。直近1週間の感染者は60575448553129人で推移、合計334人、阪大の中野先生の流行予測モデルでのK値は0.055で目安の0.05をオーバーしている。

その内訳は2033人、3012人、407人で若者に多く、接待を伴う「夜の街」関係者が31人、そのうち濃厚接触者が21人、注目の経路不明者が39人という。経路不明者も「夜の街」で遊んでいたかもしれないし、本当に経路がわからないとすると市中感染が広がっていることになる。

夜の街関係者は検査を実施済とすると利用客が持ち込んでいるのか。もちろん入場時に体温チェック、健康チェックをやっているとしたら無症状感染者による感染なのか。

「夜の街」関係者を除くと21人で低値安定になるが、どうして「夜の街」飲食店の営業自粛要請ができないのか。この業界も経済活動で重要な位置を占めているのか。小樽では昼カラオケで14人が感染、利用者に高齢者が多いということで昼カラオケの営業自粛を要請、夜も控えるようにという。

東京でなぜ、できないのか。選挙期間中でまずいのか、あるいは感染しても医療体制に余裕があるから大丈夫というのか。だとしたら本末転倒ではないか。

東京のモニタリング指標を見る。


628
目安 緩和
再 要 請
新感染者数
47.7
20
50
経路不明率
52.1%
50未満
50未満
陽性増加比
1.39
1未満
2未満
かに、重傷者3人、入院患者242人、PCR検査陽性率2.71 相談件数844

新感染者数も指標に近付いているし経路不明率は指標を超えている。家庭内や職場での感染者が増えていることは市中感染の広がりを表しているのではないか。それでも小池さんやに西村担当相は医療体制が整っているので緊急事態宣言を発動する状況ではないという。
県境を越えた移動も解除されたが、メデイアが東京の感染者数をあおるので、地方では「まだ東京は危ない」とみている。動きが取れない。

28日は感染者数が60人だったが「夜の街」関係者39人を除くと21人の低値安定状態にある。「夜の街」関係の自粛を要請すべきだ。「リスク」より「快楽」なんて許せない。

東京都知事選で小野候補は科学的データに基づいて感染予防、経済再生を検討するというが正論である。

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