先に、林外相が訪中の意向を示していたが、今回先送りするという。親中派といわれ対中外交に不安感があった。中国に行き外相と会談するのであれば尖閣諸島問題を解決してきてほしいと思った。
岸田総理が習主席と首脳会談しても尖閣や日本周辺における中国のけん制行動は改善しなかった。
ロシアとの共同でのけん制行動は、台湾有事と同時に危険が差し迫っていることで、日本が安保3文書で敵基地攻撃能力保有を明記し日本の防衛政策が大転換したきっかけになっている。
そこのところをしっかり説明すべきなのだが、今回先送りになった。理由はコロナ禍にあるようだが、新聞報道ではオーストラリアの外相が訪中し王外相と会談している。
そんなことを考えると、今回の件で中国側が嫌ったのは明らかだ。更には、人権、自由を取り戻そうとする若者たちの「白紙改革」運動だ。習主席の出身大学で激しかったことがショックになってコロナ対策も転換した。しかし、今まで上からの支持で動いていたのが急に自分で考えて行動を許されると何をしていいのか迷うばかりだ、
中国は難しい。背後にアメリカの存在がある日本の防衛政策の大転換に神経質になっているのだ。
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