2022年12月30日金曜日

安倍さんの生前の言葉:「美しい国、日本」は旧統一教会の「教え」では

 

読売新聞2022.12.30

読売新聞(2022.12.30)の墓碑銘2022に今年なくなった多くの著名人の中から整然の言葉から在りし日を偲ぶという欄があり、安倍元首相の「美しい国、日本」が乗っていたのには驚いた。 

これって、今解散請求をしようとしている旧統一教会の「教え」ではないか。 

元をたどっていけば、2004年旧統一教会日本代表の久保木修己さんの寄稿集「美しい国、日本の使命」から2006年の安倍さんが「美しい国」を書いた。

安倍さん自身の考えよりも旧統一教会の教えをそのまま採用したのだ。それだけではない。2012年には「日本を取り戻せ」のスローガンで政権交代を目指した。旧統一教会の教えが日本の政治にまで取り入れられることになったのだ。 

「美しい国」がどんな内容かは知らないが、読売新聞はそのことを知っての安倍さんの名言にしたのか。安倍さんは選挙応援中に襲撃され死亡したことで「英雄視」されているところも大きいが、負の遺産は大きすぎないか。

安倍さんをどう評価するかが今後の日本の政治には大事だ。「英雄視」することだけはやめてほしい。

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