2022年12月21日水曜日

安保3文書に対する北の談話:コメントをそのまま返すとピッタリではないか

 

岸田政権が敵基地攻撃能力の保有を安保3文書に明記したことで北朝鮮の反応を見ると、1ヶ月ぶりに18日に弾道ミサイル2発を日本海に向け発射、通常弾道軌道だったと防衛省が発表した。20日には「受け入れられない」と報道官が談話を出した。 

その談話はいつもの批判であり、日米韓をけん制しているのか。 

「徹頭徹尾、他国の領域を攻撃するための先制攻撃能力であり」「東アジアの安保環境は根本的に変わることになる」と主張するのだ。 

オイオイ、何を言っているのか。日本は北朝鮮の核、ミサイル開発を迫り来る脅威と考えそれに対する日本の安全保障のために防衛政策の転換をしているのだ。寧ろ北がアジアの安全環境を脅かしているのではないか。 

北の談話をそのまま返すとピッタリ感がしないか。最近は金委員長の出番が多く、以前のように北の国内事情が余り報道されないのはどうしてか。 

そして、「日本の不当で欲深い野望の実現の企図をどれだけ懸念し不愉快に思っているかを実際の行動で引き続き示す」という。 

なにやら第2次世界大戦、太平洋戦争時のことを言っているのか。今日本は世界平和、「核なき世界」に向け貢献しようとしている。誤解してもらっては困るのだ。 

そして、北朝鮮の行動はすべて日米韓の行動に対する報復なのだ。自国のやっている違法行為を相手国の違法行為に対する報復と考え正当化しようとしているのだ。 

ロシアのウクライナ侵攻、中国の台湾問題もすべて相手国の行為に対する報復として正当化しようとしている。

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