清華大学が検討したトリチウム処理水の拡散シミュレーション 2023.8.23 CRI寄り トリチウム処理水の拡散より3.11の地震・津波災害での 流出物の拡散シミュレーションとして役立つか |
福島第一原発の汚染処理水が始まってすぐに中国の 清華大学大学の研究チームが太平洋での拡散シミュレーションを発表、240日で中国沿岸に達すると2023年8月23日に発表した。
日本でもすぐにテレビが報じたが、余り問題になっていなかった。
ところが、サンマ魚で、日本と中国のサンマ漁船が同じ水域で操業しているが、日本漁船が日本の港で陸揚げすると「日本産」になり中国の輸入規制mに合うが、中国漁船が取って持って帰ったサンマは「中国産」として市場に流通するというのだ。
滑稽な話ではないか。ノーベル賞は3件しか受賞していないが、中国の論文数(約55万件)は米国(約31万件)よりダントツで多く、日本(約6万件)は足元にも及ばない。引用回数も多く、研究開発費も約49兆円だ。恐ろしい力の入れ方だ(読売新聞 2023.9.24)。
そんな中国のしかも習主席の出身校である清華大学の研究チームがシミュレーション結果を発表した。
240日で中国沿岸、1200日で北米沿岸に達する。それから南太平洋、オーストラリア、インド洋へ拡散するという。何故か、中国沿岸はピンク色で濃度は低いが北米、太平洋のど真ん中は赤色で濃度が濃い表現になっている。
濃度はどのくらいを想定しているかわからないが、トリチウム処理水の吐出口では10ベクレル未満らしい。検出限界以下だ。それで太平洋の真ん中が赤色ということは何ベクレルを推定しているのか。説明がない。
習主席の出身校ということもあって輸入規制を擁護する政治的に配慮された研究報文か。
もう少し考えると、3.11東北地方太平洋沖地震、津波で家屋や構築物、漁船など多くが泣かされたが、その拡散シミュレーションには役立つのではないか。アメリカ海岸などからも多くの漂流物が見つかっている。
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