2023年9月23日土曜日

小渕優子議員の存在価値?:「政治とカネ」の問題でドリル破棄の悪い事例だけか

 自民党議員の皆さんは小渕優子さんの存在価値をどう考えているのか。人事の度に党役員採用、総裁候補、女性初の総理などという。今回も幹事長など上がったが選挙対策委員長だ。自民党の選挙対策委員長が「政治とカネ」関連ではお笑いものだ。

名前が上がるたびに「政治とカネ」ドリル破棄がついて回る。そのたびに涙目で言い訳をする事態だ。

こうも小渕優子さんが自民党内で持てるのは青木さんや森さんの言動にある。それを岸田さんがどう受け止めて自身の政権基盤の強化に持っていくかだがマイナスイメージが強すぎないか。

当時、私も群馬選挙区で私の記憶では巨額な政治資金規正法違反の疑惑が出た。5000~6000万円が群馬県政に振りまかれたというのだ。東京地検特捜部はまもなく家宅捜索に入った。その速さは異例で「バッジを狙っている」とメデイアは騒いだ。

家宅捜索で押収したパソコンの一部にドリルでHDが破壊されていた。修復できないという。結局カネのやり取りだ確認できない状況を作った。パソコンの更新時期だったというのだ。

小渕優子さんは「わたしにはわからない」のいってんばりだった。そのうちに長野原町長が「私がすべての責任」と町長を持して責任を取った。

しかし当時、子育て用のおむつやミルク代、さらには化粧代まで支払われていたので、「知らない訳はないだろう」ということになったが、経済産業相を辞し、国会議員も退いたが、すぐの総選挙で立候補し10万票を超える得票で禊を済ませた。夫人部隊が「優子が大変」と頑張ったとメデイアは伝えた。

それでも小渕さんは人事の度に名前が挙がる。選挙資金疑惑をドリルで破壊した人材としてこれからも名前が上がるだろう。そして総裁や総理などにはなれない。自分だってわかっているのだから辞退すべきだが、その判断ができない。

群馬5区という田舎の選挙区で世襲だけで十分に票を獲得できる人材だけのことなのだ。


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