偏西風、異例蛇行を報じる朝日新聞 2023.9.19 |
気温上昇、異常気象の厳しさが今年の夏ほど身にしみてわかり、気候変動への危機感が高まるが、新聞報道によると、斎藤幸平東大准教授は「驚くにはあたらない。こうなることはわかっていた」という。
それにしても日本での線状降水帯の発生、低気圧、前線の停滞で日本全国に大洪水を発生させたが、驚いたことに砂漠地帯であるはずのリビアで大洪水が発生し、街は壊滅状態だ。多数の死傷者も出ている。
専門家は偏西風が異常に蛇行し、さらにハリケーンが発生返送風の蛇行でよどんだ結果か。
通常はスペイン、イタリア、ギリシャを通り東に吹くはずだが、今年は偏西風の大蛇行でデンマーク、リビアと吹き抜けた。それにハリケーンが発生しよどんだのだ。
その偏西風の大蛇行は、北極圏の温暖化が原因だ。北極圏の温暖化は他の地区に比べて4倍の速度で進んでいるという。しかも温暖化が進めば湿地からメタンガスが発生する。このメタンガスはCO2の20倍の温室効果があるというのだから始末が悪い。牛のゲップが温暖化の原因というが、それどころではないのだ。
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