2014年10月17日金曜日

【逆説】 政治家のあり方再考:安倍改造内閣で期待通りの働きをする3人の女性閣僚?

逆説だが、安倍改造内閣で政治家のあり方を再考させる期待通りの働きをする小渕、松島、山谷3人の女性閣僚ではないか。「女性の目で政治を」「子育て経験を生かせ」「女性が活躍できる社会」を目指し鳴り物入りで入閣した小渕議員ら3人の女性議員であるが、出だしからスキャンダルで野党から追及されている。

安倍総理はこんなことにも女性が活躍して欲しいと思ったのか。

国会議員、閣僚の世界は圧倒的に男社会で悪いこともすると思っていたが、女社会でも同じ状況なのだ。

国会議員にありがちな「政治とカネ」の問題は、今まで多くの議員が責任追及され辞任、失脚そして命を絶つ事態までなった経験が全く生かされていないのだ。

黒い交友関係、閣僚以前に政治家の資格問題でもある政治資金規正法、公職選挙法違反が今回も後を絶たない。

今まで男性議員であれば「政治資金規正法にともずいて正しく処理されている」と答えるところを小渕さんは「一つ一つしっかり調べてみる」という。経験が浅く老練さがなく素直な答弁と思っていたが、新聞報道の内容では「あまりにもデタラメすぎる」内容だったのだ。

修正申告すれば逃げ切れる単なる形式犯とも思えない。

小渕さんは「知らなかったでは済まされないのではないか」と発言しているようだが、秘書のやったこと、自分は関与していない報告書であっても自分の名前が使われている以上は最終的には責任をもつべきである。

今回の小渕さんの政治資金規正法、公職選挙法にかかわる違反疑惑に対しては小渕議員本人が責任をとる先例を作ってほしいものだ。

そして世襲議員には同じような疑いがあるはずだ。閣僚でないから責任追及はないと思わず、もう一度身の回りをチェックすべきだ。




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