2021年2月14日日曜日

コロナ禍の「うっ憤」をオリンピックで「憂さ晴らし」をしていないか

 

長期化する緊急事態宣言対応のコロナ禍の「うっ憤」を国民の80%が中止を希望する東京オリンピックで「憂さ晴らし」してはならない。 

女性蔑視発言で批判が高まり辞任を表明し後任に川渕さんを指名、川渕さんはメデイアに黙っていれば良いものを、有頂天になったのか「人生最後の大仕事」と受諾、森さんを相談役に据える話まで披露してしまった。森さんも「驕り」からか権限も無いのに密室会談で指名した。密室政治に慣れていたのだ。 

驚いたのは菅総理だ。独断でやったことを批判、「若い人」「女性」を希望したらしいが森さんは聞かなかったようだ。更に国内外に名の知れたアスリートも条件だったのだろう。 

菅総理はコロナ対策で「後手」が批判され支持率を落としていたが、この組織委員会の新会長選びで主導権を握り国民の評価を得たかったのだろう。しかしやりすぎるとスポーツへの政治介入と批判さfれる。 

政治家の経歴、実力の点でも森さんが上だ。政界でも菅さんより森さんの世話になっている議員が多い。 

でもIOCの意向は絶対的だ。新会長選出にむけて新しい組織を立ち上げ、1週間ほどで決めるという。 

メデイアでは数人の候補者の名前が挙っている。オリンピックも迫っている、「女性、男性」に関係なくこの苦難を乗り越える人材が必要という。当然だ。 

今名前が挙っている人はアドバルーンを誰かが上げているのか。通常人事では選んでほしくない人材の名前をメデイアに発表し潰すのが目的だ。 

意外に、名前に挙っていない武藤事務総長あたりに落ち着くのではないか。 

年寄りの頭のどこかにあった「女性問題」がポッと出てきた感じだろう。意外な反響に驚いているのは森さん本人かもしれない。

閣僚に女性を選べばサプライス人事になり、事あるごとに「女性」も選べ、女性の社会進出を言わなければならないことこそ男女差別ではないのか。

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