2021年2月19日金曜日

今日の新聞を読んで(439):よく言った島根県知事、「聖火リレー」中止発言

 

今、一番姿勢が県民を向いているのは島根県知事の丸山さんか。国民の70%が「中止だ」といっている今、その民意を反映する県はどこか。島根県知事の丸山さんは「感染拡大を助長する世界的イベントの開催は理解できないと五輪開催に反対せざるを得ない」と言う。 

まったくの正論だ。 

緊急事態宣言解除の条件? GOTOトラベルなど開催に前のめりの政府、東京の感染者数も400人程度で高止まりで更なる減少の傾向が見えない。3月7日で500人以下でクリアーされるとは思えない。 

そんな状況下でオリンピックから遠い位置にある島根県が9000万円の経費、7200万円の聖火リレーに予算化しているのだ。 

隣の鳥取県知事も「相当の投資をし感染を押さえ込んでいる。そういう意味で大都市を見ると不安を感じる」と丸山さんに理解を示す。 

18日の感染者数は鳥取県ゼロ、島根県プラス1人だ。東京は378人、人口、人の動きから考えても比較にはならないが、鳥取、島根はそれなりに努力しているのだ。 

島根県選出の竹下議員が「呼んでよく注意する」と言ったそうだが、何を注意するのか。そんな発言が飛び出す背景に先の知事選でのしこりがあったようだ。その前にGOTOトラベル、イートなど政府の政策に文句の一つでも言ったらどうか。 

各県の知事が集まりテレビ会談しているようだが、コロナ対策も重要だがオリンピック開催の是非を速く議論したらどうか。知事も半分を女性にして活発な議論が出来るようにしたらどうか。

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