2021年2月20日土曜日

トヨタ 福島県沖地震で工場停止延長:部品供給不足、「かんばん方式」が災いか

 ちょっと気になるニュースが目についた。13日深夜の福島県沖地震で部品供給会社が被災し、部品不足のためにトヨタが8工場を最長23日まで工場を停止するというのだ。約3万台の減産になるというのだ。

他の自動車工場はそういうニュースがないので、トヨタだけに問題なのか。

そうなると、トヨタの生産方式「かんばん方式」に注目だ。「必要な時に必要な量だけ」のジャスト・イン・タイムは品質管理に従事している人間にとっては驚きだった。何しろ在庫ゼロ、在庫を持たないことは経営の効率がいいことはわかっている。

当時のニュースでトヨタ向けの部品供給のトラックが工場への路上に停車していると言われたものだ。

一時水害で流通が止まったとき、トヨタも生産に支障きたし「かんばん方式」の是非が問題になったことがあったと思う。でも今はどう評価されているのか。

これから地震、水害と自然災害が続き、年々被害が大きくなっている。企業にとっては安定した生産のためには一定の在庫を持つ必要があるのではないか。

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