森さんの女性蔑視発言：辞意を引き留めた組織委の内部事情？

森・組織委員会会長の女性蔑視発言が世界中で批判が渦巻き、オリンピック精神に反するという指摘は森さんにとっても痛かっただろう。その証拠に森さんは会長辞任を臭わせたが、驚いたことに組織委員会内で「引き留め」にかかったと新聞が報じた。

スポーツに政治が介入してはならないということで、菅総理、橋本担当相、文科相は辞任要請ができないという。おかしい考えではないか、だとすると何故総理までやった森さんを担いだのか。当初から考えがおかしくないか。スポーツ界、財界、政界に顔が効くということで選んだはずだ。

今、組織委員会は 重大な局面にいる。オリンピックが開催できるかどうか、スポンサーを引き留めておくことができるかどうか、盛り上がりを再び高めることができるか。

今、森さんが辞任すると、次は武藤さんか、財界の実力者だろうが、「貧乏くじ」を引きたくないのが本音ではないか。だから、組織委員会内でも「森続投」が出てきても不思議ではない。

関係者が、そんな逃げ腰で東京オリンピックは大丈夫か。逆に心配になる。