2021年9月15日水曜日

政局を読む(24):こんなことで新しい総理が生まれていいのか

 自民党総裁選の告示が近づくが、メデいアの報道する各候補者の動きが気にならないか。こんなことで新しい総理が生まれることの不安が高まる。

一番早く宣言した岸田さんが今になって当初の政策が変容している。安倍政権時のことを批判すると最大派閥の細田派などの支援が離れていく恐れが出てきたらしい。河野さんも威勢の良かった自説を封印する動きが目立つ。

党内改革は岸田さんが言い出し、好評だったが、この行政改革担当相の地位を利用し党内改革は自分の仕事と言い出した。

テレビで毎日報道される会談を見ると、背後に何か企んでいる様子がわかる。なんであの候補とこの候補が会談するんだと疑問に思うシーンもある。何かをたくらみ、誰かがリードしているのだ。

最近の河野ー石破連合は最も不気味な動きだ。「もろ刃の剣」と評する専門家もいるほどだ。

小泉環境相が河野支持を打ち出した。一挙に流れを作るつもりだろうが、小泉さんの行動に影響される党員、党友がいると思っているのは本人ぐらいではないか。

派閥の領袖がまとめることができないことは、新しい自民党の姿だというが、本当に変わることができるのか。役員人事、組閣ともなると「こんなはずではなかった」という議員が出てくる可能性が大きい。

やっぱり自民は変わらない。こんな結果になりはしないか。

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