2021年11月13日土曜日

岸田政権のコロナ対策はGOTO第6波でも大丈夫というのか

 

ワクチン接種が進み感染者数は急減した。第5波は収束なのか。理由がはっきりしないというがワクチン接種率が上がったことは皆認めることだ。 

新聞報道によると、菅さんの官邸訪問を岸田総理が玄関まで出迎え、会談が終わると玄関まで送ったという。ワクチン接種で感染者数が急減したことに対し岸田総理が謝意を表するためだったというが、背後には自民党内の勢力争いがあるのだろう。

菅前総理はコロナ対策で国民の不満を一身に受けていたが、「ワクチン接種」しかないと我慢を重ねていた。しかし総裁選に岸田さんが出馬するということで自ら身を引いたのだ。 

そのワクチン接種率向上の成果(?)が上がり感染者数は急減、東京では50人を切るが今下げ止まりで上昇の傾向も見え隠れする。 

しかし、政権交代したばかりの岸田政権はここぞとばかりに「日常生活回復」のための政策を打ち出す。ワクチン接種済み、pcr検査陰性、ワクチン検査パッケージ制度の採用で緩和策を打ち出し、たとえ感染力が2~3倍の変異株が出て感染が拡大しても病床確保で逃げ切ろうとしているように見える。 

病床の確保、検査体制の強化、条件付だが無料検査、3回目のワクチン接種、経口薬など医療の進歩に期待か。 

観光事業も再開するらしい。GOTOトラベルの再開だ。しかし、割引率、宿の上限、クーポン券の見直しなどはするらしい。

飲食店での酒の提供、イベントの人数制限の解除、行動制限の緩和も検討されている。

県境を跨いだ行動も接種済み、陰性証明があれば自粛不要になるらしい。 

こういったことで日常生活の回復に一歩近づけるのか。しかし海外旅行、丹生出国では水際対策が重要だ。行きは良いよい帰りは恐いことにならないか。スポーツ選手が海外合宿でコロナに集団感染していたことが最近分かった。

テレビの情報番組で専用病床を確保した院長が苦悩していた。今は感染者数が減少して病床は開いているが、一般病床に帰ることは出来ないというのだ。感染者が増えてくると病床確保やスタッフの確保が難しくなるのだという。¥ 

宣言を出す条件も変わってきた。誰にでも分かる感染者数より病床の状況が重視されるのだ。さらに数値基準がないので自治体の長はクレームをつけている。感染者数が増えても専門家の判断で最終的には政治判断をしやすくしているのだ。 

GOTOトラブルはGOTO第6波だ。専門家の間でも「自滅」したという説もあるが、多くは疫学的には第6波の来襲だ。 

「専門家の予測はサルより劣る」のだそうだ。我々国民は今までと同じようにコロナ対策をすべきだろう。マスクが外れるのは来年春ごろか。

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