2022年2月21日月曜日

小さな記事の大きな課題(64):それでも札幌は冬季五輪開催をめざすのか

 

17日間の北京冬季オリンピックが終わりメデイアも落ち着きを取り戻そうとしているが、今度は札幌が2030年冬季五輪開催に向け招致活動を本格化、5~6月にかけ正式な計画を掲げるという。 

招致の機運を高めるためにもコロナ禍デ中止になっていたイベントを再開するというのだ。 

今回の冬季五輪は多くの問題が明らかになった。

IOCバッハ会長らの発言、行為は中国寄りが目立ち、オリンピック憲章はなんだったのかと疑問が出てきた。専制主義の政権にあっては避けられなかったのか。 

そして今回の開催地は雪も少なく、開発から遅れを取っている地域の再開発にあったのだ。特に山を崩してのコース建設は環境破壊、原状回復するも持続可能な五輪開催に疑問を投げかける。

相変わらずドーピング問題が出てくる。特にロシアはひどい。ワリエワ選手のドーピング問題では関係機関の対応が批判を浴びた。15歳と言う年齢から被保護者として出場を認めた裁判所の判断は批判を浴びた。

IOCバッハ会長も15歳から17歳への年齢上げにイニシアチブを取るという。 

それでも環境に配慮したという。開会式のあり方、聖火台、セレモニー、トーチなどに工夫したというが、札幌市は参考にしたいという。

札幌市も五輪誘致で北海道を盛り上げたいのだろう。観光地の美瑛町などは消滅危機にある町だ。そんな街は北海道にはたくさんある。海外の観光客を呼び込みたいのだろう。 

しかし、前に市民にアンケートをとって参考にするといっていた。結果は報告しないというがどうだったのか。長野冬季五輪では誘致活動で不明朗なカネが動いたというが今もあいまいなままだ。

それでも札幌市民は誘致に賛成なのか。

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