2022年2月25日金曜日

ウクライナ問題から考える:中国は尖閣に上陸するか、その時日本は、そして北方4島の返還は

 

ウクライナ問題で欧米諸国は軍事行動を起こさないと見たのか、プーチン大統領は思うがままのウクライナ侵攻を強行し、バイデン大統領から「侵略者」のレッテルを貼られた。 

テレビ報道、新聞によるとウクライナの防空網をミサイル破壊し、チェルノブイの廃原子炉設備を奪い、キエフ薬価うちで銃撃戦をやっているらしい。避難する車の列、破壊された住居、泣き叫ぶウクライナ国民の姿をみるとプーチンの残酷さが分かる。

しかし、その中でも一縷の望みも見える。ロシア国内で反政府デモが見られることだ。いまどき戦争は遺憾、「戦争反対」の声が上がっている。メデイアは世界中のこんなニュースをどんどん流すべきだ。日本でもロシア大使館前で在日ウクライナの人たちが反対を訴えた。 

ところで、米国はどう動くのか。ウクライナはNATOに加盟していない。ウクライナ国内で軍事行動が出来るのか。今のところ経済制裁を強化しているがその効果は未知数だ。 

何故、直接軍事行動に出ないのか。米ロ直接対決でウクライナを戦場にしたくないのか。ロシアのプーチン大統領は承認したばかりの人民共和国のロシア人保護、平和維持のために旧ロシア人の同胞と殺し合いをやっている。 

この米国の煮え切らない姿勢は日本にとっても他人事ではない。日本は尖閣の前線で米軍基地を抱えている。 

中国が尖閣諸島に上陸、占有したらどうするのか。日本は自衛隊を出動させ中国を排除するのか。それとも米軍に頼るのか。米軍に頼るために政府は日米安保を強化し、時の大統領に言い言質をとろうとする。やっとのことで「尖閣は日本の施政圏内」と言わしめホッとする。オバマ政権のときは最後まで渋った経緯がある。 

一方、ロシアが関係している北方4島返還問題がある。 

先行して2島返還とか、まず日露平和条約締結からなど先送りの傾向にあるが、その間、ロシアはミサイル基地など軍事施設を強化している。さらに憲法改正で国土の分割を禁止した。一方で、日本にHあ経済支援を要求している。ホップ4島が返還されたときの経済のことを考えて日本も支援に乗り出しているのか。 

北方の返還はほとんど無理だ。プーチン大統領にそそのかされてカネを分捕られるバカな行為をやっているのだ。安倍さんはプーチン大統領と2人だけでどんな約束事をしていたのか。国会で野党が追及すると「相手のいることなので詳細は控える」が常套句だった。 

北方4島の返還が問題になるのは、千島海溝沿いで巨大地震、津波発生で4島が水没し甚大な被害が出て、ロシアが復興を諦めたときではないか。 

プーチン大統領も習主席も交渉相手としては曲者だ。一筋縄ではいかない。

 

 

 


 

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