2022年4月18日月曜日

民主主義vs専制主義;民主主義のためにウクライナだけが闘っているのか

 

バイデン大統領は、「民主主義vs専制主義」、専制主義と戦うという。しかし今、専制主義と戦っているのはウクライナではないか。ウクライナはロシアの侵攻に対して「民主主義、国、国民」を守るために果敢に戦っているが、ウクライナだけに任せて良いのか。 

世界が期待した中国の停戦介入も逆にロシア寄りの姿勢を示され期待はずれに終わった。しかし中国も外交では大きな課題を抱えることになった。

さらに民主主義国 米、英、仏、独はロシアの核兵器所有、使用の可能性をほのめかせば核戦争、世界大戦を危惧して腰が引け、ウクライナ国内での参戦を回避している。それを良いことに「戦争犯罪人」プーチンは国際ルール違反、無謀な侵略行為、ウクライナの瓦礫化でやりたい放題だ。 

さらに成果を急いだのだろう。ロシアが包囲していたマリウポリの投降を期限付きで要求したがウクライナは拒否、兵士の士気の落ち込みもあって戦わずして成果を出そうとしたのだろうがウクライナ兵の士気は高い。旗艦巡洋艦「モスクワ」を国産のミサイルで沈没させた成果はウクライナにとっては大きい。

プーチンは腹いせに撤退したはずのキーウ周辺を攻撃開始、ミサイル工場、兵器工場をミサイル攻撃し報復する。

腰が引けたNATO、米だが、ロシア兵撤退後の街の惨状に国際世論の批判が高まった。米は今まででと違って新鋭兵器の供与、戦費の支援、NATO諸国も兵器の供与を決めた。米、NATOは同一歩調を取れるようになった。

今まで、中立を維持していたフィンランド、スウェーデンもNATO加盟を促進するという。自国の安全保障を考えると加盟した手はないのだ。逆にロシアは、阻止しようとした欧州のNATO化を促進させる結果になった。プーチンの自業自得だ。

チョッと考えてみると、ウクライナがNATOに加盟していたらプーチンはウクライナへ侵攻しなかったろうか。プーチンとしても米との戦闘は控えるだろう。

今、専制主義国の雄は中国だ。ロシアとは経済規模でも大きく引き離し、兄弟分が逆転した。1帯一路で新興国を経済支援と称して軍事化している。「力による現状変更」はロシア以上だ。 

その中国、ロシアが国連常任理事国で拒否権を持っているために国連でのロシア批判決議も拒否され反故だ。しかし国際世論のロシア批判が多数であることはそれなりに意義はあるだろう。 

国連の力による紛争対応は期待できない。ゼレンスキー大統領も国連の非力を問題にあいているし、フランスは拒否権回避の国連改革を提案している。日本も国連改革に力を入れるという。 

「戦争犯罪人」プーチンもここまでやってしまうと、ポストウクライナでの国際政治の場から消されるだろう。国際社会で自らの正当性を主張しても支持する国は中国か北朝鮮だろう。 

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