2022年4月10日日曜日

どうなるウクライナ問題(19):「戦争犯罪人」プーチンは一体、何と戦っているのか

ここに来て、「戦争犯罪人」プーチンはいったい何と戦っているのか。ウクライナ東部の2州の親ロ派武装集団が支配する地域の住民の人権保護、独立、平和維持要望で始まったウクライナ侵攻だった 

2州の独立を承認するとともに首都キーウへの侵攻を始めたが、兵士の士気、兵站、ウクライナ人の強い抵抗で断念し、兵を整えて頭部ドンバス地方の征圧に全力を尽くし、5.9勝利宣言を発したいようだ。 

そのためかどうか、キーウ周辺、ブチャ地方でのロシア軍の国際ルールに反した無謀かつ残酷な無差別殺人が明るみに出た。現場写真を見て唖然とする。「戦争犯罪人」プーチンの非道な行為に世界中から批判が集中し、国際機関からの排除の動きが出てきた。

これから始まる東部地方の制圧の前哨戦か、駅周辺を国際条約にも反するクラスター爆弾搭載の弾道ミサイルで攻撃し、多数の被害者を出した。ロシアは「関与せず」と言うが、世界はロシアの厚意だと思っている。 

艦船からのミサイル攻撃、空爆らしい、何故、迎撃ミサイルで応戦できないのか。米国やNATOは見てみぬ振りして制圧されるのを認めているようだ。 

一方で、米国などは軍備の供与はしているが、最新技術ではなく古い兵器の提供らしい。新しい兵器の供与だと訓練も必要でプーチンを怒らせば何をするか分からないので控えているらしい。 

米国は新聞報道では5000基以上の対戦車ミサイル、1400基以上の携帯型地対空ミサイルを提供、進撃回避へ大きな役割を果たしていると自己評価する。今後は自爆方無人攻撃機も提供し東部戦線に配置するらしい。 

「戦争犯罪人」プーチンの機嫌を損ねないようにウクライナ国内での直接の軍事行動は避けているようだ。その一方で、戦況解析には余念がない。英国とともに解析機関が公表している。かえってロシアを過激にしていないか。 

ウクライナの損害は大きい。経済損失は70兆円といわれているが、女性、子供たちへの殺害による人的被害は復興などを考えると大きな損害である。戦争犯罪人プーチンはどう考えているのか。 

経済学者のクルーグマン教授は「戦争やるリーダーは算数が苦手」という。戦争は不経済がはなはだしい。

4億円の戦車を970万円のミサイルで破壊している。ロシアは1日2.5兆円の戦費だという(2000億円といわれてもいる)。GDP170兆円のロシアの経済規模で戦費をどうなって確保しているのか。石炭、石油、天然ガスではまだ海外との取引が続いているという。EUなどでは経済制裁に一様に同意は出来ないのだ。対ロシアで影響力があるのは中国ではなく、ドイツをあげる人もいる。天然ガスなどのエネルギー問題だ。 

ロシアも経済での影響は出ているという。海外企業の撤退、日用品の不足、値上がりによるインフレ、IT、金融、メデイア関係の人材も国外へ逃げているらしい。 

「戦争犯罪人」プーチンは今となっては誰(何)と戦っているのか。ウクライナのEU、NATO入りを警戒していたというが、今回の件でウクライナは当然にバルト海3国を初めNATO、EUは結束を固める結果になった。「戦争犯罪人」プーチンの意向とは逆方向に世界は動いているのだ。

 


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