2022年12月29日木曜日

今日の新聞を読んで(584):国民民主次第で与野党連立か、政権交代か

 

自民党・岸田総理も弱小派閥の領袖、多数派派閥の意向に左右されると共に法案作成、提出に野党の協力が必要で野党の意向も無視できなくなっている。旧統一教会問題では自民党の新法案に立憲民主の条文修正が可能になった。 

新聞報道では自民党の茂木幹事長と立憲民主の岡田幹事長が膝詰め会談したとも言う。 

これに日本維新の馬場代表も立憲の泉代表との共闘を評価しているらしい。 

立憲民主と日本維新の会の衆院勢力は今、130議席超で09年の政権交代時の民主党の議席と同数らしい。これだけ見れば政権交代も可能と思えるがそうとは行かない。

それぞれが勢力を伸ばすために選挙区で候補者を立て競合しているのだ。だからどちらかが譲歩すべきなのだが、そうは行かないらしい。

一方、与党の自民党は、公明党を組んでいたが公明党も創価学会の世代交代で票数も700万から630万票に落ちているらしい。最近は法案作成でギクシャクしている。

その代わりか、国民民主との関係を深めている。国民民主も反対野党ではなく、法案を提案する政党を目指すというが、自民党政権に飲み込まれう危険もある。小沢さんもその点を指摘していた。

立憲はリベラル、国民民主は保守と色分けすればうまく行かないと思われるが本当の理由は民主党から別れ、立党する背景がある。デモ自民党だって保守派も居ればリベラルも混在している。互いに切磋琢磨し自民党政権を構築している。

だから、立憲民主と国民民主が一緒になっても不思議ではないのだが、それが出来ない。 

泉代表は政権交代は次の次と言っているが、国民民主次第だ。 

(自民+公明+国民民主)vs(立憲+日本維新)の構図か、(自民v+公明)vs(立憲+維新+国民民主)の構図なのか。

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