2022年12月6日火曜日

有権者数約30万人の品川区長再選挙:12.4%得票で区長か、投票権の放棄では

私の住んでいる区ではないが、都内初の区長再選挙が4日に実施され結果に注目した。新聞報道では初当選した森沢さんが「まさかの4万票・・」とびっくりしたコメントを発表していたが、有権者数約30万票の大都市の区長が4万票でトップ当選でいいのか。 

品川区の総有権者数のたったの12.4%の得票ではないか。  

当選 40695票 森沢さん 得票数 38.6%

   23208  石田さん 自民党推薦

   20054  山本さん

   11386  西本さん

    7042  村川さん

    3113  石田さん 

投票率32.5%、そのうちの38.6%が森沢さんを支持した。品川区の総有権者数の支持は12.4%になる。 

2位の石田さんは自民党推薦だったが前回より3100票減らした。今の岸田政権への不満の表れか。 

それにしても今、10増10減で「一表の格差」問題で東京は国会議員が増員になる。しかし、大都市東京の区長選挙がこんな調子でいいのか。憲法の「法の下の平等」に反するとして弁護士連中が法廷闘争をやっている。

減員になり「国民の声を反映しにくい」と不満の地方の選挙区の人にどう説明するのか。国政選挙だと50%程度になると想うが、一票の格差を言うんであれば投票率を65%とか70%に上げてからいうべきではないか。

国民自ら投票権を放棄しているのではないか。


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