2022年12月20日火曜日

世論調査「次の首相は?」:いつも「この中にはいない」が高率、設問が悪いのでは

朝日新部員(2022.12.20)の世論調査を見た。岸田政権は支持率が落ちている。支持率31%、自民総支持率32%で青木法則の50は クリアーしているが、先の毎日新聞の調査では50ギリギリだった。

国民は早くやめてほしいと思っているのだろうか。「いつまで」の設問に「G7広島サミットまで」が17%、「続けてほしくない」が32%で半数の人が「もういいのでは」と思っているのだ。岸田さんが力を入れている広島サミットが花道と私も思うが、ポスト岸田が見つからない。

調査では石破15%、河野24、菅6、高市9,林2,茂木2で新聞が名前を挙げた中ではこの調子だが、いつものことで「この中にはいない」が高率の37%だ。

確かに一人一人見るとこの人とはならない。

石破さんは昔からの常連だが、総裁選では自民党内の任期がない。正論を吐くが煙たがっている人が多いのだ。河野さんは目立ちがりやなのだろう発信力はあるが、いろんなことを言うので整合性がなくなり評判を落とす。

菅さんはためた人。安倍政権時の官房長官のイメージが強いのか。何故、名前を掲げたのか聞きたいぐらいだ。高市さんも安倍亡き後「保守派」を代表するが閣内にあっても異論がありそうだ。「罷免覚悟」で発言しているという。これじゃ総理など狙えない。

林さんは山口県が期待していると思うが、脱安倍ができるかだろう。親中派であることも心配だ。

こんなことだから「この中にいない」ということになるのだろうが、「では誰か」ということになると名前が出てこない。旧統一教会との関連、政治とカネの問題で政治不信が高まっていないか。

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