2022年12月9日金曜日

何故か、深さ10kmの地震多発:9日早朝の石川県能登地震も10km

2022.12.9 NNHK おはよう日本
 

今朝早く(2022.12.9 午前5時58分)石川県能登地方で地震が発生した。M4.1、震度3だが、深さは10kmという。今この地方では地震が多発しているが、何故内陸では震源の深さが10kmと浅いのか。

気象庁地震情報 2022.12.9

海溝型と呼ばれる地震は数十キロの深さだが、内陸型と呼ばれる地震の深さは20km以浅で10kmが多い。

その理由が分かった。

日本列島の内陸地下では花崗岩が広く分布、花崗岩は石英、斜長石からなり300℃から450℃で水飴のようにゆっくり流れるように変形するという。この深さが地下10~15kmとなるのだ。地震発生層と言われている(「活断層地震はどこまで予測できるか」遠田晋次 講談社2016.12)。

震源が浅いと激震を伴い甚大な被害が発生するのだ。

首都直下型地震は深さ30kmと言われてきたが今は20kmと言われている。




0 件のコメント: