今日の新聞の一面記事を見るとゴーン被告が希望していた「取締役会出席」を東京地裁が認めなかったことが報じられている。これがなぜ一面記事の価値があるのか。内容的には社会面にチラッと書けば済むものだ。
それともゴーン被告、弁護団vs日産、検察の構図をあおっているのか。朝日新聞は弘中弁護士の写真まで載せて弁護側の主張を紹介している。
ゴーン被告の保釈条件に関係者との接触禁止が挙げられていた。当然に取締役会は関係者の集まりで出席などできないはずだ。そこがどうして被告や弁護団にわからないのか。弁護団を変えることにより保釈を得たことに驕りがあるのではないか。
それを無理に希望し、それを弁護団が支援する。そのことによって前の弁護人との差異を出そうとしているのか。だとしたらメデイアが利用されているのだ。
ゴーン被告については日産の社内調査で50件の不正行為が見つかっているし、フランスでも宮殿での結婚式はルノーの資金を流用した疑いでフランス検察が予備捜査を開始したという。
それに対して「知らなかった。費用返済の用意がある」とゴーン被告は言っているらしい。
数々の不正行為がバレなければいいが、バレたら返済すれば実損は与えないという考えか。有価証券虚偽報告、特別背任事案も実損を与えていないので罪にならないということか。
日本では悪事を企てた時が着手になるのではなかったか。
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