2019年3月6日水曜日

森友問題初公判:籠池元理事長は安倍総理夫妻の関与を立証できるか


森友学園疑惑の公判が始まったが、籠池元理事長は安倍総理夫妻の関与を立証できるか。今回は補助金不正給付案件での公判であったが、元理事長は一部否認、夫人は無罪を主張したそうだ。見積金額が3通用意された不思議な事件である。

ところが本当に大事なのは大阪地検特捜部が財務省の関係者を不起訴にした国有地格安払い下げ、公文書改ざんの内で国有地格安払い下げは検察審査会で審議中という。

この事案は安倍総理夫妻がこの事件に関わったかどうかが問われ、籠池元理事長は「くすぶり続けている物に火を付ける覚悟」と言わしめた程で元理事長側が安倍総理夫妻の関与を立証できるかどうかは安倍総理を総理、国会議員の座から引き下ろすことが出来るかどうかにかかっているのだ。

この事件は安倍総理が国会審議で「私や妻が関与していることが分かったら総理、国会議員を辞めます」と発言し、このときから国有地払い下げがトントンと進む一方、国会審議で公文書が改ざんされたきっかけになったのだ。

元理事長も国会の証人喚問で「神風が吹いた」と言わしめた程だ。

この国有地格安払い下げ事案が強制起訴されるかどうか、あるいは別件で元理事長が証言する機会があるかどうか。

兎に角、この森友事件は総理夫妻による憲政まれに見る疑獄事件だ。国策捜査で長期拘留されていたと元理事長は検察、財務省、安倍夫妻と闘う意気込みだ。

安倍総理夫妻の関与を元理事長が立証できるかどうかだ。立証できれば安倍総理は表舞台から去らなければならない。日産前会長のゴーン被告にメデイアは注目しているが、森友学園への国有地払い下げ事案の方が格段に重要な事案なのだ。

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