2019年3月12日火曜日

安倍4選?:それこそ「悪夢」、二階さん 国民は安倍政権に我慢していることが分からぬか


二階さんが記者会見でまた、安倍4選に言及した。総裁3選にしたかと思ったら今度は4選もあり得るというのだ。これこそ本当に「悪夢」だ。「国民は安倍政権に我慢していることがわからないのか」。それとも安倍さんを支持することにより自民党内での権威を得続けたいのか。

12日の記者会見で党総裁4選の可能性について、「党内外、特に海外からの支援も十分あるわけだからこの状況において十分にありえること」と言ったそうだ。

海外から誰が安倍総理を支援しているのか。米国のトランプ大統領か。トランプ大統領にはいろんなことを頼み聞いてくれる関係にある。米朝会談では拉致問題の口添えを頼んだ。トランプ大統領は会談の冒頭で金委員長に言ったという。

アメリカには何回も言ってトランプ大統領の機嫌も取っている。しかし頼みごとの見返りに巨額な兵器の購入、最近では「7つの大きい工場を米国持っていく」と約束したそうだ。いろんな貢物をするので中には国益に反する内容もある。

プーチン大統領とは北方4島で苦戦している。習主席とは尖閣諸島はじめ東シナ海での紛争が解決に至っていない。会談のたびに「日中関係の正常化」を言うが改善したためしがない。

韓国の文大統領とは口も聞かない状況だ。メイ首相、メルケル首相ではまあまあだが、マクロン大統領とはどうなんだ。

大阪でのG20首脳会談が予定されている。世界経済が下降線をたどる傾向にあり景気対策でリーダーが務まるか。トランプ大統領の「保護主義」をどう調整し、米中経済戦争の緩和に向けての作戦があるのか。

二階さんは更に「党内隅々まで意見を良く聴取したうえで円満に決めたい」ともいう。その党内野党的立場の石破派は「俺たち偉いんだ病」に冒されていると安倍政権を批判する。何かあると勢いづくリベラル派だろう。特に地方での人気がある。「地方創生」が持論だが安倍総理も同じ発言をしている。

新しい政策を打ち出すと安倍陣営に抱きかかえられ存在感がしぼんでくる不遇な立場に我慢しなければならないのが最近の石破派か。

「美しい国」作りを標榜するが国民に我慢を強いることか。

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