2019年3月20日水曜日

ピエール滝・薬物逮捕:本人,CM,出演作品は別人格と言うことか


ミュージシャンのピエール滝が薬物逮捕されたがCMは使われなくなったのは当然としても、出演作品をどうするか判断が割れている。演出家などに言わせると作品は別人格と言い、待っているお客さんに見せない選択肢はないという。

またまた、有名人の逮捕となった。私はNHKの「いだてん」を見ていないし、音楽も聴いたことがないのでどんなミュージシャンか知らなかったが、相当の人物らしい。

多忙なスケジュールをこなしていたらしい。仕事が終われば夜通し飲みに行き、寝る時間もなく次の仕事に行く。そんなハードスケジュールをこなしている芸能人、ミュージシャンが多いと聞いている。

売れっ子だからストレスもたまるだろう。快楽を求め楽になるために薬物摂取を繰り返す。また幻覚などが出るために薬物に手を出し続けることになるらしい。「やってはいけない」と言うことは頭ではわかっていても誘惑に負けてしまうらしい。

でも、そういった事態にしたのは所属する事務所にも大きな責任がある。売れるときに売って儲けようとする。

仕事を取った時の契約なんて本人が読んだことはないのではないか。必ず不祥事のことにも言及されていると思うがそんなことでは責任感などわかない。

そう思ってニュースを見ていたらどういうことか、20年前から薬物に手を出していたようだ。その頃も仕事が忙しかったかどうかはわからないが、ミュージシャンと言うことで危ないところで遊んでいたのか。

CMは本人のキャラクターで製品、商品、会社を売るのだから当然放映中止で損害賠償の責を負うことになる。

一方、出演作品はどうか。NHKは放送中の「いだてん」の出演箇所を取り直すことにしたようだ。

お蔵入りにすると共演者に迷惑がかかる。損害賠償請求の対象になるだろうが東映は「麻雀放浪記」をノーカットで放映することを決めた。監督さんも「編集なしで私が伝えたかったことを伝えたい」という意味のことを言っていた。東映も「作品を待ちわびているお客に完成した作品を公開しないわけがない」と言う。テレビと違って有料であるし、見たくない人には前売り券を返すとも言う。

今まではお蔵入りで共演者もがっかりしていただろうが今回の東映の処置は今後の判断に託すことになるのだろう。

コカインは値が下がって麻薬より安くなり、また手に入れやすくなっていると専門家は言う。非常に危惧すべき状況になっていると言うのだ。テレビのニュースでも大量の薬物が検挙された例が出ている。

有名人には違法行為をやめさせる責任もあるのではないか。このままでは逆に薬物を推奨していることにならないか。国民、若者の模範となれないのであれば仕事を辞すべきだ。



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