11月開催のG20首脳会議がもめそうだ。議長国インドネシアのジョコ大統領はプーチン大統領が「出席」意向だという。ウクライナ侵攻前にプーチンに招待状を送付したという。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領も招待するつもりらしい。
新聞報道では分裂ではなく、結束が必要と言い、「和平」の場にもって行きたいのだろう。しかし、バイデン大統領は既に反対の意向を示しているし、サキ報道官も「ロシアは参加すべきでない」と表明した。
世界から袋たたきにあいながらも何故、出席を希望しているのか。
恐らく、正式の場でロシアの安全保障、NATO不拡大、親ロ派支配地域の国民の安全を守るためなどの理由で正当化を説明するのだろう。さらに無差別殺人行為はロシア軍ではなく傭兵の仕業と主張するのだろう。
停戦、撤退に応じないのは、欧米がロシアを押さえ込もうとしているうちは、和平交渉など出来ないということなのだろう(ラブロフ外相)。
しかしそんなことは聞き飽きた。どうすれば停戦、撤退に持っていけるかだ。
先に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議でもロシアの番になると米、英、カナダなどが退席した。日本の鈴木さん、黒田さんは退席しなかった。
プーチンが出席するまでに時間がある。国連は停戦決議案を総会に提出し190数カ国が全会一致で可決すべきだ。ロシアは拒否権を持っているが、世界の総意を示すべきだ。棄権や反対で間違ったメッセージを送ってはいけない。
又、ICCがハーグか何処かで「戦争犯罪」人としてプーチンに説明を求めることも出来ないか。
しかし、バリ島へ自ら乗り込むのか。それともテレビ出演か。国内の経済、政情がどうなるかだ。「プーチンの戦争」への反対、経済制裁の効果が出だすと国民の不満が高まる。海外へ出向くことは出来ないだろう。クーデターか、拘束されプーチン政権の崩壊の可能性もある。こちらに方が戦争止める機会になるのだが。
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