2022年5月4日水曜日

今日の新聞を読んで(540):「プーチン戦争」を支える原油量、原油価格か

 

ロシアのウクライナ侵攻、キーウ制圧を諦めドンバス地方の制圧に主力を投入するプーチンのロシア軍だがニュースでは進軍が思うように進んでいないという。兵士の士気も落ちているがミサイル攻撃で無差別攻撃を続ける。

一方、兵器供与、戦費支援を受けるウクライナ軍は5月中旬から6月上旬にかけて猛反撃の準備をしているという。ウクライナがやられっぱなしでは我慢できないのだ。 

直接参戦は避けている米国も「ロシアの弱体化」「NATO強化を目指す」と国務、国防2長官がキーウを訪問するとともに、ペロン下院議長もキーウ訪問、連携を強化する。大使館をキーウに戻すという。

欧米諸国の経済制裁が成果を上げているという見方もあれば、プーチンは持ちこたえているという見方もある。原油、天然ガスの輸出が続き、戦費をまかなっていると見かたもある。

ドイツなど欧州ではロシアからの原油、天然ガスの輸入がなければ国内経済が困る国があるのだ。米国は産油国に増産を要請しているが協力が得難い。増産すれば必要国に原油もまかなえるし、原油の価格も下がる。

安い原油はどの国でも歓迎だが、そこのところが毎日新聞(2022.5.4)「ウクライナ侵攻 「露 資源を武器に」 「続く輸出 戦費下支え」」で分かった。

それによると、ロシアの安い原油がほしい、さらに原油価格も大きく影響しているという。ロシアの国防予算は1バーレルあたり40~50ドル台で編成されているというが、今は100ドル台だ。プーチンも強気なわけだ。

原油離れのエネルギー政策が急がれるのか。でも取りあえずはOPECが増産し、原油価格を下げることが効果があると思うが。

 

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