2022年5月13日金曜日

小さな記事の大きな課題(70):屋外(路上)でのマスクの着用の是非

 いつもそうだが「始めるとき」は割合スーッと行くものだが、「止めるとき」の判断が難しい。今回のマスクの着用をいつ辞めるか。欧米では未着用が支持されているが日本は未だ着用だ。

そんな時、官房長官が記者会見で「マスクの着用について、熱中症などリスクが高い時は、距離が十分に取れる場合はマスクを外すことを推奨」と言う発言をした。岸田総理も外国訪問時にマスクをしていなかったことに関して国会で質問され、「その国のルール」に従ったと答弁していた。

コロナ対策ではいつも政治と科学の戦いだ。政治は国民の日常生活、インバウンドなど海外からの観光客の誘致など経済的は面での判断がされる。だから専門家との考え方にギャップがある。

道路を歩いているとき、相手との距離があればマスクを顎までずらしているが込み入ってくると鼻まで上げる。マスクをしていない人もハンカチで鼻まで覆い、コンビニでマスクを買っている。

道路でも会話するときはマスクを着用しているが、移動の制限がなくなると気が緩んでくる。GWでは移動制限がなかったために多くの人が旅行している。テレビの映像ではマスクをしているが沖縄では感染者数が急増している。

コロナを2種から5種に替えて季節型インフルエンザにもっていこうとする動きもあるが、まだそういう時ではないか。

しかし、屋外で、人との距離が保てる場合は未着用も考えていいのではないか。早朝の散歩、ジョギングでは外している人が目立ってきた。

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