2022年8月25日木曜日

高速道でのトラック、バスの相次ぐ事故:「便利さ」の背景に無理な運送業態があるのでは

 最近高速道での大型トラック、バスの事故が目立たないか。最悪の場合は死亡、全焼事故になっている。車両の問題がある場合、ドライバー自身に問題がある場合と原因は多義にわたるが、我々は「便利さ」を享受しているが、その背景には運送業者の問題がある。

今よく言われているのが「荷物はあっても運べない」という。ネットショッピングが増加し宅配物はあるが配送に苦労しているようだ。

また、よく言わrているのが「ドライバーの高齢化」で勤務のきつい運送業につくつく人間が少なくなっている。運送業といってもただ運ぶだけではなく、荷物の積み込み、積み降ろしまでやっている。

昼間は道路が混雑に運搬に時間がかかるので、コンビニなどの配送は夜間、早朝だ。早い時間にコンビニに行くと配送の車両が止まっている。

宅配の基幹支店が近くにあるが、5時ごろには宅配物を運び込んだトラックが仕事を終わって出ている。宅配業者の従業員(?)はこの時間から出勤し軽トラなどに宅配物を積み込んで準備している。

3車線の関越道を走ってもトラックは本線側走行を奨励されているが、クロネコヤマトなど大きな運送会社は本線側を決められた速度で走っていても、地方の運送会社、中小運送会社のトラックは追い越し車線をスピードを出して走行している。

「物流は経済の血液」と古くから言われているが、血液の流れに問題がい多いようだ。

特に「2024年問題」が迫っているという。自動車の運送業務に時間外労働が罰則付きで上限規制が始まるらしい。月100時間、2~6か月平均で月80時間、割増賃金が25%から50%になるらしい。

でも誰が負担するのか。ネットショッピングで気づくことで「送料無料」がある。出品者が負担するのか、消費者が負担するのか。

送料無料と便利さに私たちは惑わされていないか。

0 件のコメント: