毎日のテレビの情報番組の常連テーマになっている新型コロナ対策だ。MCと現場に医療関係者との問答を聞くにつけ、混沌としてくる。何か新しいステージに入ったようだ。7波に入り急速な感染者数の増加でも岸田政権は「一律の行動制限はしない」と頑なな姿勢だ。
一方で、保健所、医療機関は用意した病床も高使用率で逼迫状態だという。発熱外来には暑い中で長蛇の行列だと言う。
相当感染力が強いと見えて、交通機関、郵便局など生活に必要な機関が要員確保できず事業縮小の影響も出ているようだ。
ここに来て、腰の重い政府に代って専門家が新しい提言をするようになった。
政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長も新型コロナウィルス対策をまとめ記者会見し多用だ。新聞では「感染拡大を招かない一人ひとりの行動」「混雑する場所を避けろ」「濃厚接触者の行動制限」など当然の行動だ。
一方、今まで時々発言していた日本感染症学会など4学会も軽症、重症別の新しい提言を発表した。65歳、妊婦、既往症、ワクチン接種も重要な判断基準だ。
これは季節型インフルとの混同もあるのでその辺も考慮した指針だ。37.5℃以上の発熱、4日間が重要だ。市販の解熱剤を飲んで様子を見る。肺炎をおこしているかどうか。
体調が悪ければ、学校、会社を休み他人に感染させない。救急車を呼ぶときの体調、食事が取れているか、水が飲めているか、発熱外来に行く前にかかりつけ医や相談窓口に電話し相談すること。
テレビでの情報なので正確性に欠ける面もあるが、以上の通りだった。要は季節型インフルエンザとの差だ。全国知事会が「2類から5類へ」と要請している。
東京も何時まで3万人のレベルが続くのか。専門家のシミュレーションのようにもっと感染者が増えるのか。
「気が緩んでいないか」、テレビの情報番組のMCなどが感染している。政治家、芸能人、スポーツ選手にも次々に感染者が出ている。今まではMCが感染すると重大問題になり、番組を降番する事例もあったが、今はかかっても平気で公表する状況ではないか。気が緩んでいるとしかいえない。
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