今回の奈良での遊説で安倍元総理が銃撃された事件は、最悪の結果に終わったが、結果は警察の警護に問題があったとして警察庁長官、奈良県警察本部長の辞職で警察の責任を明確にしようとしているが、自民党の遊説計画にも突然の変更で警察に十分な警護体制の検討をする時間がなかったことを考えると自民党にも大きな責任がある。
警察の警護として問題が指摘されていることは(1)背後の警備の不備、(2)1っ発目の発砲から2発目に数秒間あったが、その間何をやっていたか、(3)十分な警護計画を立てる時間があったかなどだろう。
しかし、現場警備の不備があったことは確かだ。挙動不審な人物を発見し、未然に防止する手はほかになかったか。
27日のテレビ東京の「警察密着24時」を見ていてヒントを得た。挙動不審な人物をいち早く見つけ職質し薬物疑惑などを検挙している街をパトロールする地域課の警察官を利用すべきではなかったか。
要人警護はエリート部署(?)で決まった人間が当たるのではないかと思うが、日々の街の安全のために働いている地域課の警察官の能力を一時的にでも利用すべきではなかったかと思う。
警察も縦割りではなく、横割りで警察の能力を生かせば、安倍元総理の銃撃事件は未然に防げたと思うがどうだろう。
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2022.7.15掲載
安倍元首相銃撃事件に思う(1):責められるのは警備ばかりではない、主催者(自民党)にも問題が yamotojapan.blogspot.com/2022/07/blog-post_15.html
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