旧統一教会と政治家のかかわりが社会問題化し、メデイアは信頼性の高い議員名を公表している。その議員は記者に囲まれ「あっさり認める」議員もいれば苦し紛れのコメントを繰り返す議員もいる。
自民党最大派閥の安倍派が旧統一教会との震源地だから問題は複雑だ。自民党岸田首相は「個人が丁寧に説明を、組織的かかわりはない」と断言するか大丈夫か。
そんな中で、旧統一教会の名称変更の認可が問題になり、「政治的圧力」をかけて認可したのではないかと疑われているのが下村さんだ(元文科相だ)。
不認可だった原因は、活動が社会問題化になり、不祥事を消そうと名称変更を申請したらしい。その時文化庁の宗務課長だった前川さん(後の文科省事務次官になりある問題で辞任した)だ。
有田さんはテレビの情報番組で「組織の内容が変わらず、名称変更では認可できない」ときっぱり断ったという。下村さんが文科相のとき審議官だった前川さんは事前に報告を受け「反対」したそうだ。
2015年下村元文科相は名称変更を認可したのだ。下村さんは旧統一教会とかかわりが深かったために「政治的圧力」と映ったのだ。
下村さんは毎日の記者に囲まれた会見で「自分はかんけいない」と言っていたが今では「責任を感じる。大臣なので状況を踏まえて考えるひつようがあった」と反省の弁だ。
おまけに「文化庁が丁寧に説明してほしい」とまで言う。文化庁が丁寧に説明すると自ら困る立場になると思うが、文化庁は「はぐらかしてくれる」と思っているのか。
現在の文科相が記者会見で「名称変更が申請されたら認可しなければ不作為責任を問われる」と下村さんを援護する発言が飛び出した。
文科省挙げて旧統一教会の名称変更にかかわる「政治的圧力」を否定するシナリオを作っているのだろう。
「人間、脳が最も活性化する時」は、「ウソをどう繕うか」を雁首そろえて相談している時だという。
こんな文科省、文科相、文部官僚に子供の教育を託して良いのか、疑問が湧かないか。
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